□近年、目覚ましい医療技術の進歩や発展により『人生100年時代』を迎えようとしております。一方で、食生活の乱れやストレス社会、運動不足によりメタボリックシンドロームやロコモティブシンドロームの方が増えております。多くの方が高血圧症、糖尿病、脂質異常症、骨粗鬆症、変形性関節症などの生活習慣病を有しており、今後も脳卒中や心臓病、骨折の患者数は増え続けていくことが予想されます。
□かつて不治の病といわれたがんも、超高齢社会に突入した現在、2人に1人が生涯のうちに発症すると言われ、とても身近な病気になりました。進行すると根治不能となるため、いかに早期発見できるかが重要課題となっています。
□また、身近な医療問題に認知症があります。認知症の方による車の運転事故、行方不明や孤独死、消費者被害などが大きな社会問題となっています。認知症になると24時間の介護が必要になり、家族の負担も大きくなるため、社会全体で支えていく必要があります。現在、認知症の進行を緩やかにする薬はありますが、根本的に治す薬はないため、早期発見し進行させないことが重要です。
□私たちは、武雄市民がいつまでも元気に活躍し続ける、達成感と自信に満ちあふれ夢や希望を持ち続ける、そしていつも笑いの絶えない心なごむ社会の実現を目指します。
□『武雄に生まれてよかった、武雄に住んでよかった、武雄で最期を迎えてよかった』と思える人生100年のお手伝いができたら幸いです。
医療法人 なごみといやし
理事長 丸山 誠代